甲状腺機能亢進症とは
- 2022年3月3日
- お知らせ
甲状腺ホルモンは細胞や組織の新陳代謝を促す働きを担っています。甲状腺ホルモンの分泌が増えることによって、脳や心臓、胃腸の活動を促進したり、交感神経を刺激したりすることで身体活動を活発にする働きを持っています。正常な状態の場合、甲状腺ホルモンはその量が一定範囲内に保たれるように、脳下垂体で分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって調整されています。ところがこの調節がうまくいかず、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰な状態になることを甲状腺機能亢進症といい、先に挙げた様々な症状が引き起こされます。甲状腺機能亢進症で代表的な疾患として、バセドウ病があります。
こんな症状、甲状腺機能亢進症かもしれません
〇人より暑がりである〇汗をたくさんかく〇動悸や息切れを感じる〇イライラし、落ち着かない〇よく食べているのに体重が減っている〇手足が震える〇首が腫れている〇目が出てきて目つきがきつくなった〇疲れやすい
このような症状を感じたら、甲状腺機能亢進症かも知れません。
少しでも気になれば、お気軽に当院までご相談ください。