妊娠を希望される方へ
- 2022年3月7日
- お知らせ
妊娠中は身体の変化が大きく、甲状腺ホルモンも妊娠前とは分泌量が異なってきます。また甲状腺ホルモンは胎児の成長にも重要な役割を担っていますので、より多くの甲状腺ホルモンが必要になります。こうした背景を踏まえて、妊娠中は特に定期的な甲状腺の検査を行い、治療を継続して甲状腺機能が安定した状態を維持することが大切です。
胎児への影響を恐れてお薬の内服をやめてしまうと、甲状腺機能異常が悪化して流産や早産につながる可能性もあります。自己判断でお薬の中止や調整をせず、必ず指示量を守るようにしてください。
当院では甲状腺専門医が、甲状腺機能異常を専門的に診療していますので、少しでも気になった方はお気軽にご相談ください。