甲状腺腫瘍の治療
- 2022年3月3日
- 診療内容
良性腫瘍の治療
しこりが良性の腫瘍であれば、そのまま放置しても生活の支障となることはありません。ただし、しこりが大きかったり、目立って気になる場合には、TSH抑制療法、経皮的恵那ノール注入療法や手術、さらに悪性の可能性を否定できない場合も手術を考慮します。
当院では良性腫瘍の場合では、血液検査(甲状腺ホルモンや甲状腺組織で合成されるタンパク質であるサイログロブリン(Tg)の測定)や甲状腺エコー検査を行って定型的に経過観察していきます。血液検査で値の変化や甲状腺エコー検査で大きさの変化や形状の変化があり、エコー下穿刺吸引細胞診検査(細胞診検査)が必要な場合、必要に応じて精密検査ができる適切な専門医療機関をご紹介させていただきます。
悪性腫瘍の治療
甲状腺がんの場合は、手術が基本です。甲状腺がんは進行が遅いため、大部分はリンパ節に転移したがんも含めてきれいにとることができます。