血糖自己測定のメリット・デメリット

＜メリット＞
・血糖値の上昇をすぐに確かめることができる
たとえば気分が悪いときに、低血糖のせいなのか、血糖ではなく血圧のせいなのか
など、原因の予測がつき、自分で適切な対処ができます。
・問題点がわかる
「低血糖かな？」と感じたら、すぐに血糖値の測定が可能です。繰り返すうちに、低血糖
になりそうなときの自覚症状を把握できます。
・低血糖の対策がとれる
測定結果を医師に見せることにより、症状に合った治療方針を決定する重要なデータとなります。
・適切な治療が受けられる
糖尿病の治療に対する努力の成果を確認できます。

＜デメリット＞
・高血糖だとわかったときに落ち込んでしまう、血糖測定を続けることが精神的なストレスになってしまう。
・測定のたびに穿刺が必要で痛みを伴うこともあります。
・測定時の血糖値しか確認できず、血糖変動の全体を把握することが難しいこともあります。