1型糖尿病はどんな病気?
- 2022年6月14日
- 1型糖尿病ダイアリー
みなさん こんにちは 🙂
ブログを覗いてくださり ありがとうございます!
今日は1型糖尿病について、
どんな病気なのか?
治療法、原因は? …など
基本的なお話をさせていただこうと思います。
まず、1型糖尿病とは
膵臓の インスリンを出す細胞(β細胞:ベータ細胞)が
破壊されてしまう病気です。
β細胞からインスリンがほぼ出なくなることが多く、
1型糖尿病と診断されたら
注射などで 生涯 インスリンを補充し続けることが必要です。
インスリンがないと
ブドウ糖を細胞に取り込むことができず、
血管の中にブドウ糖が溢れかえることになります。
いわゆる“高血糖”の状態です。
高血糖状態が続くと、
糖尿病特有の合併症につながります。
1型糖尿病の治療法は、
膵臓移植や膵島移植を受けるか、
インスリンの自己注射/インスリンポンプ治療を続ける 以外にありません。
一般に糖尿病として認知されている2型糖尿病と異なり、
インスリンの補充が必要不可欠になります。
※発症初期や緩徐進行1型糖尿病のように
インスリンの自己分泌が残ってる場合を除きます。
1型糖尿病の原因は、まだはっきりと解明されていません。
生活習慣病でも、先天性の病気でもなく、
遺伝して同じ家系に何人も…ということも稀です。
主に「自己免疫」が関わっているとされていて、
過去のウイルス感染がリンパ球の内乱のきっかけとなる場合が多いです。
自己免疫が起きている証拠のひとつである
自己抗体(抗GAD抗体・IA-2抗体)の血液検査は、
1型糖尿病の診断の際に用いられます。
わたしが学生時代に発症したときは、
・急激な体重減少
・多飲多尿
・過度な倦怠感
が 主な症状でした。
もし お心当たりのある方がいらっしゃいましたら、
お早めに医療機関にかかってみてください。
次回は、わたしの発症時のエピソードについて
お話ししたいと思います。
1型糖尿病ダイアリーを読んでいただき
ありがとうございました 🙂
また覗いてもらえたら嬉しいです。
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