1型糖尿病を発症したとき2 ~たいや先生との出会い~
- 2022年7月6日
- 1型糖尿病ダイアリー
みなさん こんにちは🌻
つくしです。
今日は、
「1型糖尿病を発症したとき」の続編です📝
ぜひ 読んでいただけたら嬉しいです。
🍀
内科クリニックは、
家の近くのクリニックを選びました。
問診表に
「糖尿病かもしれません」と書き、
「まだ若いから糖尿病は無いと思うけど…
採血してみようか
結果は1週間後に出るからまた来てね」
と言われ その日は終わりました。
翌日、クリニックから
「異常な数値だったので すぐに来れますか?」
「大きな病院で、入院になるかもしれない」
と電話がありました。
全く実感が沸かなかったわたしは
「アルバイトがあるので難しいです…」
と言うほどでしたが、
「そんな場合じゃないよ、
いつ倒れてもおかしくない数値だよ!」
という看護師さんの言葉にハッとし、
すぐ、
クリニックへ向かいました。
不安と恐怖で
診察室に入る途端 泣き出してしまいましたが、
クリニックの先生は
「若年で発症する糖尿病もあって…」と
いちから分かりやすく 説明してくださりました。
採血結果は、
夕方空腹時の血糖値が350、
HbA1cが11.8 でした。
駆けつけてくれた祖母の悲しそうな顔は、
今でも忘れられません。
紹介状を貰い、
次の日には 豊田厚生病院へ行きました。
採血やレントゲンなど色々な検査を受け、
診断されたのが「1型糖尿病」。
合併症などの精密検査と
今後の教育も兼ねて、
そのまま 2週間入院となりました。
外来で診てもらった先生から
「もっと詳しい先生がいるから担当を代わるね」と言われ
お会いできたのが たいや先生でした。
入院中も泣いてばかりだったわたしに
たいや先生は、
「泣いていいんだよ。
あなたは、これから自分がどういう生活になるのか
きちんと理解できているから 悲しいんでしょう。
誰でも、どんなに強い人でも、例え医者でも、
自分が診断されたら悲しいものだよ。
大丈夫。」
と言ってくださりました。
当時、
「泣かないで大丈夫」と
励ましていただくことが多いなか、
先生のやさしい、思いやりに満ちた言葉で
すっと心が軽くなり、
とても安心したことを覚えています。
たいや先生に ついていこう…!と
決意したきっかけにもなりました。 🙂
🍀
ここまで読んでくださり
ありがとうございます✨
次回は、
入院中や退院直後の出来事を
お話しさせていただきます。