1型糖尿病を発症したとき4 ~退院後の生活(前編)~
- 2022年8月31日
- 1型糖尿病ダイアリー
皆さんこんにちは!
つくしです 🙂
最近、とてもありがたいことに
「ブログ楽しみにしてるよ」と
言っていただくことが増えました🌼
すごくすごく、嬉しいです。
覗いてくださる方、
いつもありがとうございます✨
そして 改めまして
このような機会を設けてくださった先生、
本当にありがとうございます。
🍀
さて 今日は、
「1型糖尿病を発症したとき」の
退院後〜就職するまで(前編)です✏
ご一読いただけたら幸いです。
🍀
退院した後は、
今までの自分とは
別人になってしまったかのような感覚で
たった2,3週間の出来事だったのに、
世の中から置いてけぼりになってしまった…
と思いながら過ごしていました。
友人が 心配の連絡をくれても、
完全に心を閉ざしてしまっていました。
自分のことで いっぱいいっぱいでした。
食事の記録はもちろん、
食前・後の血糖値、
高血糖・低血糖症状の記録など
食べた物と血糖値の関係を見て、
ひたすらに
挑戦して、失敗して、を
繰り返していました。
今でこそ、
食品のパッケージには
“炭水化物”や“糖質”の表示があるものが
浸透していますが
その栄養成分表示が義務化されたのは
2015年以降のことです。
なので 発症したばかりの 2012年は
とにかく色々食べてみて 経験値を上げ、
カーボカウント レベルアップを
図っていました😊🔥
それもこれも、
また大学やアルバイトへ復帰して
今まで通りの生活をしたかったから、
友人とも
また今まで通り交流したい
という想いがあったからです。
🍀
人と人との交流には、
お食事が付き物ですよね。
“同じ釜の飯を食う”なんて言葉もありますが
実際に、
一緒に食事をすることで
仲が深まる効果があるんだそうです。
ですが 1型糖尿病になり、
誰かと食事をすることの難易度が
すこし上がったように感じていました。
そんな中、
就職先の合宿が迫っていました。
集団生活で
うまく注射を打てるかな?
低血糖になったらどうしよう?…
不安なことを数えると、
きりがありませんでした。
就職先の方へ
1型糖尿病になったことを伝えました。
「遺伝でしょう」
「まだ若いんだし、ちょっと運動したら治るよ」
落ち込んでいる私への
励ましのお言葉だったと思いますが、
行き場のないもやもやした気持ちが残りました。
10年前は未だ、
「糖尿病」=「贅沢病」
というイメージが根深く
1型糖尿病になったと周りに伝えたとき
言われる言葉は 大抵
「そんなに太ってないのにね」
「まだ若いのにね」
「遺伝でしょう」
「甘いもの食べすぎちゃったの?」
「もう甘いもの食べられないんだね」
というものばかりでした。
友人がスイーツを食べながら
「糖尿になるぅ~」と
笑いながら話していたこと、
自分の中で どうしても消化できずに、
その友人と距離を置いたこともありました。
自分が1型糖尿病になっていなければ、
もしかしたら
何とも思わずにいたかもしれません。
自分が傷付きたくないため、
「糖尿病」に対する偏見に
とても過敏になっていました。
🍀
集団行動・新たな環境への不安や、
持病を打ち明けることの難しさに直面し
すごく悩みましたが
内定を辞退させていただくことにしました。
こうして、
私の人生のリハビリ期が始まります…!
🍀
ここまで読んでくださり
ありがとうございます😌
次回は、
退院後〜就職するまで(後編)です。
よろしくお願いいたします✨