バセドウ病の検査と診断|たいや内科クリニック|豊田市逢妻町の糖尿病内科・内分泌内科・脂質代謝内科・内科

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バセドウ病の検査と診断|たいや内科クリニック|豊田市逢妻町の糖尿病内科・内分泌内科・脂質代謝内科・内科

バセドウ病の検査と診断

バセドウ病の検査は、血液検査により甲状腺ホルモン(FT3、FT4)や甲状腺刺激ホルモン(TSH)の濃度を調べます。バセドウ病の場合、FT3・FT4値は高値になり、一方でTSH値は甲状腺ホルモンが過剰にあるために休眠状態となり、低値となります。また同様に血液検査で自己抗体のTSHレセプター抗体(TRAb)の有無を調べ、陽性の場合にはほぼバセドウ病であると診断できます。

甲状腺エコー検査では、まず甲状腺の正常像を示します。画面左は横断走査による画像、あとは縦断走査による画像であり、右はカラードプラを用いた画像になります。
上段が男性、下段が女性であり、この2例に関しては甲状腺の大きさに違いあることが分かるかと思います。
2例とも甲状腺の内部は均一像であり、エコーレベルは周囲甲状腺組織とのエコーレベルの差から等エコーで、内部血流分布は正常となります。

 

バセドウ病の甲状腺エコー検査では、甲状腺はびまん性に腫大し、内部血流分布の高度な亢進を認めています。