甲状腺ホルモンと不妊について
- 2022年3月3日
- 診療内容
甲状腺ホルモンは細胞や組織の新陳代謝を促す働きを担っています。この甲状腺ホルモンの分泌が過剰になったり不足したりすることを総称して甲状腺機能異常と呼びます。
甲状腺機能異常は女性に多く、特に甲状腺機能低下症のひとつである橋本病は20歳台~30歳台という若い世代の女性によく見られます。
甲状腺機能異常がある場合、不妊や流産・早産の原因となる場合がありますので、妊娠(特に不妊治療)を希望されている場合にはスクリーニング検査として甲状腺機能検査を受けることをお勧めします。